東南アジアンの細道 其の六(最終回)

ちょんまげ英語塾 > へいはちろう放浪記 > タイ・カンボジア編その6

アンコールワット1

アンコールワット2

アンコール遺跡群1

ミャンマーからチェンライに戻り、チェンマイ、バンコクへと強行移動を繰り返した後、カンボジアへ移動して今回の旅のメインテーマであるアンコール・ワットへ!

移動はバンコクから今にも落ちそうなプロペラ機に乗ってカンボジア第2の都市、アンコール遺跡群の観光都市シェムリアップへ。

空港に近づくと機内の窓から見渡す限りの田園が!それはもう地平線まで視界のすべてが田んぼで、所々にポツンポツンと民家がある。「そんなにお米作ってどうやって収穫するんだろう?」ってくらい田んぼがあるのでござる。

カンボジアに着く頃には一人旅にも慣れが出てきて、もう宿の手配とかで苦労する事も無く、ただひたすらアンコール遺跡群に想いを馳せるのみ。4日間の滞在で思うさま遺跡観光を堪能したのでござる。

左と下にある写真はアンコール遺跡群の遺跡たちで、もう細かい説明なんてしないでござる。もともとしてないでござるが。

ただただ歴史の生み出す息吹というか、そういう物に圧倒されるばかりで、しかもこういった遺跡が1個や2個では無く、何十って桁で点在しているのでござる!

アンコール遺跡群のそばにはカンボジア第2の都市シェムリアップがあるのでござるが、面積は遺跡の方が都市より広いのでござる!

正直、帰りたくないと思ってしまったでござるよ。

特にアンコール・ワットは圧倒的でござったな。美しさもさることながら最上部の間からぼーっとアンコールの森や遺跡たちを眺めていると、なんだか自分が透明になって消えてくような感じがしたのでござる。結局滞在4日のうち2日はアンコールワットでぼーっと過ごしたでござる。

1人で遺跡めぐりをしてるとタイでもそうだったでござるが、よく現地の人に話しかけられたでござる。アンコール・ワットでも修行僧の団体(年齢は16歳くらい)に話かけられて3時間ほどお互いの国について片言の英語で話したでござる。

話した、といっても「日本から来た」とか「日本にもお寺がある」とかそんな単純なことをわざわざ身振りを使いながらなんとか伝え会うのでござる。話の途中にアンコールの下層部から別の修行僧の団体がこっちに向かって手を振っているので何かと思っていたらそばに居る修行僧曰く、「実は仲間にあなたが男か女か確かめて来いと言われたのだ」と言う。

確かに下層部からは100mくらい離れているが正直「またか」と思った拙者は大声で「I am a guy!」(俺は男だ!)と叫んだのでござる。確かに現地の男性はみんな短髪だったのでござるが、耳にかかる程度の髪の長さにしてるくらいでもうそのテの人扱いなのでござるな、ショック。

ともかく遺跡巡りを堪能して日本に帰った拙者は話かけて来てくれた人々にもっとたくさん「日本の事と、自分が感じた現地の良いところ」を伝えたかった!と英語を学ぶことを決意したのでござる。

あれから3年、英語力はついたのでござるが、また遺跡を見に行きたいでござるな…南米あたりに。

アンコールワット壁画1 アンコールワット壁画2
アンコールワット壁画3 アンコール遺跡群2
アンコール遺跡群3 アンコール遺跡群4
アンコール遺跡群5 アンコール遺跡群6
アンコール遺跡群7 アンコール遺跡群8

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