シャドーイングは英語脳を強化する

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シャドーイングというのは英語の音声などを聴きながら、聴こえてくる音声を素早い山彦の様に後からついて声に出して発声するトレーニング法の事でござる。

影(shadow)の様に後からついて発声することからシャドーイング(shadowing)という訳でござるな。通訳の方などがよくやっているトレーニング法でござる。

影の様についていくという事は当然、聴き取った英語を発声しながらも流れる音声を聴き取り続けなければならないという事で、やってみると最初は簡単な音声でも意外と難しい。普段のリスニングで漠然と理解できていたと思っていた音声なども、実は細部を聴き取れていなかった事に気づかされたりして、なかなか手応えがあるのでござる。

要するに、シャドーイングをする事によって英語の処理速度、つまり英語脳を鍛える事が出来るのでござる。具体的なやり方としては、

  1. なんでも良いので適当な長さの英語の音声を用意する
    (始めは遅いと感じるくらいで良い)
  2. 聴こえてくる音声に続いて同じ内容を発声する
    (始めは口パクくらいで、だんだんとハッキリと大きな声で発声するようにする)

とこの様にやり方はとてもシンプルでござる。

ポイントは自分のレベルに合った速度と内容の英語の音声を選ぶ事で、始めは VOA のラーニングイングリッシュや NHK のWorldEnglishなどゆっくりめの音声でチャレンジすると良いでござるよ。そして徐々に音声の速度を上げていけば、貴殿の英語脳は正確さ、処理速度ともに向上しているでござろう。

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