基礎的な英語脳の作り方

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英語脳というのは、英語で考え英語で話したり文章を作ったりする脳みその回路みたいなもので、これがないと自分が思ったことをスムーズに英語で表現することができないのでござる。

随分と長く英語を勉強してきてリスニングもリーディングも自信があるのに、実際の英会話に自信が無いという御仁の原因は、簡単に言うと「練習不足」でござる。

これを鍛える一番てっとり早い方法は実際の会話をすることなのでござるが、すべての人が毎日英会話教室に通えるわけでもないので、以下に一人でトレーニングする方法を紹介したいと思うでござる。

まずは自分の周りを見渡して目に映ったものをそのまま簡単な英語で表現することから始める。

たとえば時計が目に映ったとしたら、

That is a clock.
あれは時計だ。

とか、

There is a clock.
時計がある。

とかいう風に見るままに英語で表現するのでござる。周りに人がいなければ口に出して言っても良いでござるな。ただし決して日本語で文章を考えようとしてはいけないので注意してくだされ。

これをやると結構身の回りの物の名前を英語で言えないことに気づくと思うのでござるが、そのことは身の回りの物に付箋を貼ろうでも触れているので割愛するでござる。

こうやって目の周りの品を簡単に説明することに飽きてきたら、素直に

I'm bored.
飽きちゃった。

と英語で言ってみるのでござる。次に少しおなかがすいたと思ったら、

I'm hungry. I want to eat something.
おなかすいた、何か食べたいな。

と簡単な英語で考える。しつこいようでござるが、決して日本語で考えてはいけないので常に単純な英語を心がけてくだされ。最初は間違った英語を使ってもこの際はかまわないでござる。

そして台所に行って冷蔵庫をあけて、何かを食べるまでをそれぞれ英語で考えながら行動する。こんな感じで英語で目に映ったもの、自分の感情、行動を英語で考え、表現するトレーニングをするのでござる。

最初はどうしても自分の思うところを英語で表現できずにイライラすることもあるでござろうが、あせりは禁物。3歳児にでもなったつもりでゆっくりと時間をかけて複雑な表現ができるようにするのでござるよ。慣れてきたら後で辞書を引いたり、ゆっくりと英文を考えるために簡単なメモを取りながらやっても良いかも知れないでござる。とにかくこのトレーニング中は日本語で考えないことを絶対としてくだされ。

これで基礎的な英語脳の作り方の説明は終わりでござる。

ある程度のスピードで英語表現をする自信がついたら実際の会話にチャレンジしてみると良いでござる。

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