一回、発音を学び直しとく?

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そもそも国際化しすぎて何を持って正しい発音とするのか解らない英語の発音でござるが、それでも第二言語として学ぶ我らには何か基準となる拠り所が必要なのもまた事実。様々な地域の発音を聞き取れる様にする第一歩として、一回発音についておさらいをするのはいかがでござるかな?

Phonetics : The Sound of American English

今回紹介するのは米国はアイオワ大学のページでござる、ページタイトルを訳すと「音声学、アメリカ英語の音声」という意味で、学問的見地からアメリカ英語の発声方法を解説しているのでござる。アメリカ英語の発音を一つ一つ音声と共に実際の顔の映像、発声時の顔の各部分の動きの解剖図などを使って非常に懇切丁寧に解説されているでござる。

使い方は、だいたい直感的に理解していただけると思うのでござるが、何しろ音声学でござるからページで使われてる単語や名詞が難しいので解説をするでござる。

ページにアクセスすると白い四角い画面の上部のページタイトルの下に

manner place voice monophthongs diphthongs

と5つのメニューが表示されているでござるな、各メニューを選択すると下にさらにメニューが表示されるので、それぞれの意味を表にしてみたでござる。

consonants - 子音
manner
(調音方法)
place
(調音部位)
voice
(発声の有無)
Stop
(破裂音)
bilabial
(両唇音)
voiced
(有声音)
Fricative
(摩擦音)
labio-dental
(唇歯音)
voiceless
(無声音)
Affricate
(破擦音)
lingua-dental
(歯摩擦音)
 
nasal
(鼻音)
lingua-alveolar
(歯茎音)
 
liquid
(流音)
lingua-palatal
(口蓋音)
 
glide
(わたり音)
lingua-velar
(軟口蓋音)
 
  glottal
(声門音)
 

 

vowels - 母音
monophthongs
(単母音)
diphthongs
(二重母音)
front
(前舌母音)
 
central
(中舌母音)
 
back
(後舌母音)
 

これだけでは、何のことやら解らないと思うのでウィキペディアへのリンクを貼っておいたので興味のある方は読んでみてくだされ。

ウィキペディア 子音 母音

実際読んでも解らないかも知れないでござるが、まず音声を聞き映像を見て感覚的に雰囲気を掴んでから、それを補助する感じでウィキペディアのページを読むと良いかも知れないでござるな。あと右端の方に小さく「anatomy」と表示されてるので、それをクリックすると発声器官の解剖図と共に各部位の名称が表示されるでござるが、それぞれ以下の通りでござる。

alveolar ridge
(歯茎)
pharynx
(咽頭)
soft palate
(軟口蓋)
nasal cavity
(鼻腔)
teeth
(歯)
mandible
(下あご)
lips
(唇)
hard palate
(硬口蓋)
oral cavity
(口腔)
tongue blade
(舌-前部)
epiglottis
(喉頭蓋)
tongue back
(舌-後部)
vocal folds
(声帯)
tongue tip
(舌先)

それぞれの発音記号のお手本を音声と映像を参考に真似をして、英語の発声を正しく理解することが出来れば。英語のリスニングの上達にもプラスになるはずでござる。

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