ディクテーションは集中力が大事

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ディクテーションというのは短い英文を聴きとり、それをノートなどに書き取ったりした後で、実際の英文と答え合わせをしてリスニング力や英語表現力を養うトレーニング法の事でござる。

dictate (書き取らせる)の名詞で "dictation (書き取り)" という訳なのでござるが、英文を聴いてそれを書き取る事によってリスニング力と共に細かい英文法・語法の実際の使われ方が身に付くのでござる。

拙者お勧めの英語学習ソフトである「えいご漬け」もこのトレーニング方法を採用しているでござるな。えいご漬けに関しては やっぱ「えいご漬け」でしょ! をご覧いただきたい。

とはいえ、えいご漬けでなくてもCD付き英語教材などでディクテーションは出来るので具体的な方法を紹介するでござる。

  1. 英文が収録されたCDなどの英文を聴き取る(最初はごく短いものから)
  2. 聴こえた英文をノートなどに書き取る(1回で聴き取れなかったら何度でも繰り返し聴いて書き取る)
  3. 書き取った英文を読んでみて文法的に正しいか考えてみる(間違っているようなら再び聴く)
  4. 最終的に書き取った英文と実際の英文を答え合わせする

とこの様にやり方は簡単なのでござるが、これがとても集中力(精神力)を必要とするのでござる。慣れない間は30分ほどやったところでギブアップしてしまうので毎日時間を決めて少しづつ、簡単な英文から始める事が大事でござる。焦りは禁物でござるよ。

一番苦労するのはaやtheなどの冠詞と前置詞でござるな。これらは実際の英会話の中ではきちんと発音されない事が多いのでリスニング力というよりは文法・語法力が無いと聴き取れないのでござる。ここでの文法力とは文法の知識の事では無く、基礎文法が無意識的に使えるかどうかの事で、ネイティブの方々は聴こえない音を推測して聴きとっているのでござるよ。耳が良いとかいう問題では無いのでござる。

やってみると非常にめんどくさくてツラいのでござるが、努力して身に付いたリスニング力、文法・語法力は貴殿の英語表現力を向上させるでござろう。聴くだけが英会話では無いでござるからな。

実際に使う教材はえいご漬け以外にもTOEIC問題集のリスニングパートとか音声付テキストがあれば何でも出来るので工夫して挑戦してみてくだされ。

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