Internet Archiveで貴重な資料を見よう

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まず「Internet Archive」が何かについて説明しなければならないでござるな。

Internet Archiveとは著作権者の意思によって、または死後一定の期間が経過してパブリックドメイン(公有の著作物)となった文学、音楽、映像などの作品やアメリカ議会図書館やスミソニアン博物館などの公的機関の所有する学術的、歴史的に価値のある著書や映像などをデジタル化して保存し、一般に公開している団体またはWEBサイトの事でござる。

Internet Archive
Internet Archive

© archive.org

アクセスしてみると上のような画面が表示されるでござる。中段の左から 「MovingImages (映像)」「LiveMusicArchive (ライブ映像)」「Audio (音楽及び音声資料)」「Text (書物)」と主に4項目に渡って資料が閲覧できるのでお好みの資料にアクセスしてみると良いでござる。なお資料によっては図書カード(メールアドレスの登録及びログインIDとパスワードの取得)が必要な場合があるので注意でござる。

各項目にはサブカテゴリがあって例えば映像資料だけでも「アニメ」「ニュース映像」「映画」「子供が作った映像資料」「スポーツ映像」など多岐に渡って閲覧出来るので自分のお好みの資料を見て過ごすと良いでござるな。

「リーディング編」的にはもちろん「Text」の項目を見てみるでござる、すると136,383冊分の書物が保存されてるでござるな(2006年12月現在)そのうち一冊を選んで読んでみるとすごく古い色あせた書物が

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Internet Archive「Goody two-shoes」c1888 McLoughlin Bro's

クリックする度にページがめくれて普通に本を読んでいるように読む事が出来るでござる。このサイト自体が学術的な目的を持って運営されているので若干とっつきにくい感じはするのでござるが、サブカテゴリの中には子供向けの資料などもあるので、多読を目的として洋書を読み始めたばかりの御仁にピッタリの本が見つかるかも知れないでござる。ぜひとも日本でもこういう幅広い資料を後世に残すようなプロジェクトが発足して欲しいでござるな。

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