弥次喜多インド道中膝栗毛 其の三

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観覧車

当たり前でござるがインドにも遊園地なるものがあって、早速自転車を漕いでいったでござる。

しかしジェットコースターみたいなものは流石に無くて、左の写真に写るアトラクションが唯一の絶叫系みたいでござった。日本の遊園地にもよくあるやつと同じでござるが、船が揺れる度にインド人が叫ぶ叫ぶ。「このくらいのことでどうしてそんなに喜べるの?」と聞くのは人としてどうかと思うので負けずに一緒に叫んでおいたでござる。

喜多さんはさわやか和み系なのではじけたノリは苦手みたいで興味なさそうでござった。

しかし観覧車の方が特筆もので、普通観覧車はゆっくり回るものでござるが、こちらの観覧車は回転がかなり速い、しかも錆びてる。だいたい20秒で1周くらいを10分もやってくれるので「そんなに回して壊れたりしないのかい?」と(恐怖のあまり)優しい気持ちになれるのでござる。

帰国後喜多さんから聞いた話では「あいのり」でもこの観覧車が紹介されたそうでござるな。

いらっしゃい牛

「マスター、いつものやつ。ミルク抜きで」って感じに普通に牛が飲食店にやってくるでござる。さすがに中に入ってきたりはしないでござるが入り口に居座って動かなくなるときもあり、そういう時は店員が尻を蹴っ飛ばしてどかしてたでござる。

それでいいのか神聖な生き物。

たわむれるインドの人々

例によって喜多さんが観光で訪れた寺院でまた現地人と仲良くなってるでござる。

「I came from Japan」 「I am a student」

なんて会話をくりかえしてデジカメを見せびらかすだけなんでござるよな。いや、決してデジカメが羨ましくて妬んでるわけではないでござるよ。

しかしどんな人にでもどんどん話しかける喜多さんのお陰でこの旅の中で拙者も少しは英語でのコミニュケーションを取る事が出来るようになったのは事実でなので、喜多さんが一番「ちょんまげ精神」を持っているのかも知れないでござるな。

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