東南アジアンの細道 其の二

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ムエタイ

翌日、ムエタイを見に行ったでござる。

1日10試合以上するみたいで最初から見ていると中学生か下手をすると小学生くらいの男の子がリングで殴りあったり蹴りあったりしているでござる。お互いプロを目指して戦っているので痛々しいとは思わなかったでござるがちょっとビックリしたでござる。

後半になってくると大人の一流選手の試合になるみたいで現地のタイ人も「ティー!(蹴れ!)」と大声援、あまり格闘技を見ない拙者でござるがさすがにリングサイドで試合を観戦していると大興奮してしまったでござる。

タイの民族舞踊

夜にはタイ舞踊のショーのディナークーポンを買ってショーを見ながらタイ料理に舌鼓を打ったのでござる。それほど興味なかったので大して記憶に残ってないでござるな。

その後某有名ホテルの最上階にあるタイ式マッサージのクーポンを買っていた拙者はイソイソと有名高級ホテルへ。多分日本でも外国でも一生縁が無いであろう高級ホテルの豪華さに感心しながらエレベーターに乗り込むと拙者の前に欧米人男性とタイ人女性のカップルが(どんなカップルか説明するのは野暮でござるな)いて、3人でしばらくエレベーターにのっていると後ろでヒソヒソと話声がするでござる。

どうやら欧米人が「俺はストレートだから」とかタイ人女性が「誰がこの男の子を」とか言っているようでござる。たぶん現地の男娼だと思われたのでござろうな。

そりゃTシャツにジーンズなんて高級ホテルに似合わない服装だったけれどあんまりでござる。まぁ普通に女性が好きな拙者はタイ式マッサージで若い女の子(たぶん16くらい)にマッサージしてもらってなんだかテレくさかったでござるが、じつに気持ちいいマッサージでござった。 ちなみにいかがわしいマッサージじゃないでござるよ、当たり前でござるが。

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