そもそも文法の学習が大事なワケ
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「文法なんて覚えてていても役に立たないし大体ネイティブは文法を勉強しなくても英語が使えるじゃないか!」と、思われる御仁もいるかと思われるがちょっと待って欲しい
あなたが気づいていないだけで文法は役に立っている
例えば "Jack has a bat and two balls"
と言う英文があったとする。英語の学習をしている貴殿は「ジャックはバット一本とボールを二つ持っている。」とすんなりと日本語に訳す事が出来るでござるが、
それは貴殿が S+V+O と言う文法を知っているから出来るのでござる。平たく言えば中学の時、英語の先生が「日本語と違い英語は主語が最初に来て次に動詞が来て~」と口がすっぱくなるほど教えてくれたからでござる。
「主語が三人称、単数、現在形だと動詞が~」ってのもあったでござるな。
「そんなの当たり前の知識じゃないか」とおっしゃる御仁。そのとおりでござる。
文法はそれが当たり前になって初めて役に立つ
つまり今、仮定法や現在完了形などちょっと高度な文法の理解に苦しんでいる御仁、それを今完璧に理解する必要は無くて、その文法に慣れるに従って体にしみつき気がついた時にはそれが当たり前になっていて、「あぁそういやこれは仮定法だったな」なんて思う時が来るのでござる。
考えてみれば英語は世界中の言語の中では比較的文法が簡単な方で、生活上で使いそうな文法なんてほとんど参考書一冊に収まってしまうのだからちょっと我慢して頭に入れといて損はないでござる。
もう一度言うでござるが、「今完璧にするのでは無く、使い慣れてそれを当たり前にする」のでござるよ。