弥次喜多インド道中膝栗毛 其の六

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ダージリン

ようやく当初の目的地に着いた拙者達は移動の疲れからまたも快適さをもとめてちょっと良い宿へ(と言っても中の上くらい)。

これまで節約しすぎてお金がかなり余っていたというのもあるでござる。

左はダージリンの街並みでござる。

ダージリン2

よくこんな標高の高いところにこれだけの街を作るでござるよな、

すぐそばにネパールがあるので標高の高い国もあるのだから街があっても決しておかしくはないのでござるけど、なんだか「人間ってすごいなぁ」と思ってしまうのでござる。

2月だったのでさすがに気温は低くて寒かったでござるが、それ以外はこの旅で一番快適でござった。イギリス植民地時代に紅茶の産地として西洋化がかなり進んだために「インド」って感じがほとんどないのも原因でござるかな。

結局最後はラグジュアリーさを求めてしまう拙者の心の弱さ、それを感じた街でござる。

ダージリンの一景

ちょっと見晴らしのいいホテルの庭に無断で入って日光浴でござる。

喜多さんの拙者の後姿写真シリーズの中で拙者が一番気に入ってる一枚でござる。

空の青さ、雲の白さ、芝生の緑、オレンジ色の変な服。

どれをとっても抜群の構図と色彩でござる。

また拙者の隣のだれも居ない空間が叙情をかきたてるのでござる。

カンチェンジュンガ

ちなみにその時の拙者の視界には

標高世界第3位 カンチェンジュンガ 8586m!

が遥か遠くでござるが見えていたでござる。

ダージリンの紅茶店

ダージリンと言えば紅茶ってことで遥か日本で拙者の帰国を待つ人々へのお土産は紅茶にしたでござる。

前回のタイ土産がインスタントラーメンだったのでちょっと奮発したでござるな。奮発と言っても1個500円くらいでござるが。

拙者は元々紅茶党なのでござるが、やはりここの空気がそうさせるのか、紅茶の味は抜群でござった。

特にインドのレモンは日本にあるレモンとは全然香りや酸味、甘みが違ってすごく紅茶にマッチしていたでござる。よくわからないでござるが違う種類なんでござるかな?あのレモンが日本でも手に入ればぜひ欲しいものでござる。

そんな風にここはインドであることを忘れて、のほほん快適生活を送っているととんでもない落とし穴が!

いよいよクライマックスでござる、さぁ其の七へGo!

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