TOEIC 新公式問題集は基本中の基本

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よく言われることでござるが、TOEICのスコアを上げようと思ったら基本的には正しく学習して英語力をしっかりと養う他はないのでござる。

ただし唯一の例外として、TOEIC初心者の場合はTOEICの独特のテスト形式に事前に慣れているか否かで大きくスコアが異なるというのも、これまたよく言われていることでござるな。なにしろ制限時間2時間で200問というハードなテストは他に類が無く、まったく予備知識がない御仁の場合はまず最後まで集中力が続かないことがほとんどだからでござる。また各パートによって出題傾向がある程度決まっているので、リスニングセクションならばどの辺りを注意して聴くか、リーディングセクションならばどの辺りを注意して読むかが前もって解っていると、解答がだいぶ楽になるのでござる。

TOEICを運営している ETS もその辺は心得ているようで、受験回数によってスコアに差がでないようにと、本番のTOEICテストとまったく同じ形式の公式問題集を発売してくれているでござる。TOEIC初心者の方やTOEICスコアが伸び悩んでいる方でまだ公式問題集を持っていないという方はぜひ何冊か購入されると良いでござろう。

1冊につきテスト2回分で400問。リスニングセクション用のCDが2枚ついてくるでござる。まず最初は本番さながらに模擬試験を行ってみて、自分がおおよそどのくらいのTOEICスコアを取れるのか参考スコアを確認してみると良いでござろう。さらにすべての問題の解答・解説・和訳・音声スクリプトがついていて、間違った箇所の確認と共に弱点の克服もできるのでござる。もともとクオリティの高いTOEICのテスト問題でござるから、英文と解説を繰り返し読んでいるだけでも良い英語学習になると拙者は思うでござる。またリスニングセクション用のCDをMP3プレーヤーなどに保存して、通勤や通学時に聴くというのも良いでござるな。当然拙者は全て購入して手元に持っているでござる。まあ他の英語参考書に比べれば1冊ごとの値段は若干高めではあるものの、TOEIC1回分の受験料5,565円を無駄にしないという意味では決して高い買い物ではないと考える次第でござる。

なお試しに1冊買ってみようという御仁は、Vol.1 からではなく新しい方から買っていくと良いでござるよ。