MovableTypeをxreaにインストールする

MovableType(ムーバブルタイプ)とは

MovableType(ムーバブルタイプ・MT)とはシックス・アパート社が開発・提供するCMS(Content Management System) ・ブログソフトウェアです。その機能の先進性でブログ黎明期を支え、現在でもブログソフトウェアの定番的存在です。必要に応じて使用できる数々のプラグイン・美麗なテンプレート・OpenIDをサポートするマルチユーザー機能など高い表現力と拡張性でブログだけに留まらず、WEBサイト管理を強力にバックアップしてくれます。

MovableTypeは基本的には有償ですが、個人利用で1インストールなどの一定の条件を満たせばアフィリエイト利用なども含めて無償で利用する事が出来ます。

このページでは無償の個人ライセンスを中心に説明していきます。有償利用を希望されるの方は適宜対応して下さい。

xreaとは

xrea(エクスリア)とはデジロック社が運営する広告付き無料、または広告なし1年払い2400円(200円/month)で利用できる高機能レンタルサーバです。無料・格安サーバでありながら、PerlやPHPなどのCGIからMySQLなどのデータベース、独自ドメイン持込によるサブドメイン対応など破格の高機能で高い評価を得ています。

coreserver (コアサーバー)という、同社の上位サービスもあります。ビジネスで使う場合など、より安定したサイト運営を求める方はxreaではなくこちらを利用した方が良いでしょう。

xrea・coreserver 料金・機能比較表
  XREA XREA+
(有料版)
CORE-
MINI
CORE-
A
CORE-
B
初期費用 なし なし 500円 1000円 2000円
年額 なし 2400円(200円/月) 2500円
(208円/月)
5000円
(417円/月)
9900円
(825円/月)
ディスク容量 50MB 3GB 6GB 15GB 60GB
転送量目安/月 30GB 90GB 100GB 150GB 300GB

許容負荷率
(xrea+を100%とした場合)

不明 100% 125% 250% 1000%
MySQL/
PostgreSQL
各1個 各5個 各10個 無制限 無制限
マルチドメイン 10個 20個 50個 無制限 無制限
最大アカウント数
(同居ユーザー数)
不明 不明 300以下 128以下 64以下

このページでは独自ドメインやサブドメインでブログを運営したい方のためにMovableTyepeのインストール方法を解説して行きます。

xreaの準備

サーバを確保する

MovableTypeをインストールする前に公開するサーバを確保する必要があります、このページではxreaを中心に説明して行きますが、他のサーバを利用されている方は適宜対応してインストールして下さい。

MovableType 動作環境 ※Ver. 4.1現在

Perl 5.6.1以上 (5.8.1以上推奨)
PHP 4.0.6以上 (ダイナミックパブリッシング使用時)

DB (以下のいずれか)
MySQL 4.0以上
PostgreSQL 8以上
SQLite

まだサーバを借りていない、独自ドメインも持っていないという方はそれぞれ下記のページを参考に取得して下さい。

xrea + VALUE-DOMAINでサイト運営

VALUE-DOMAINで独自ドメインを取得する

 

サーバが確保できたら、MovableTypeを公開するURL・ディレクトリに従ってDNSの設定をし、公開ディレクトリを作成して下さい。DNSの設定については上記xrea + VALUE-DOMAINでサイト運営サーバアカウントにドメインを設定するの部分を参考にして下さい。

サーバにMovableTypeをインストールする

インストール前の確認事項と注意点

MovableTypeをインストールするには様々な環境に合わせて細かい設定を変える必要があります。このページでは一番解り易いであろう設定を例をあげて説明していきますので、適宜ご自分の環境に合わせて対応して下さい。

サイト・ブログの公開パス及びURL
/public_html/
http://example.com/

MovableTyepファイルのインストールディレクトリのパス及びURL※注1
public_html/mt/
http://example.com/mt/

DBはSQLiteを採用します。DBディレクトリはブラウザなどでアクセスできないように/public_html/の上の/root/ディレクトリに作成します。

xreaは共有サーバなのでセキュリティの観点からパーミッションの設定をCGIは700,ディレクトリは705にしています。

※注1
xreaの無料アカウントの場合、自動的に表示される広告の影響で通常のやり方ではインストールが失敗します。これを回避するためにはインストールディレクトリを/mt/では無く/x/と言う名前に変更してインストールして下さい。/x/以下のファイルには広告が表示されなくなります、詳細はこちらのページを読んで下さい。但し、運営に際しては必要に応じて手動で広告を挿入しなければ規約違反となり、アカウントを削除される可能性がありますので十分に注意して下さい。

公開ディレクトリの作成

htmlファイルなどを公開するディレクトリは、今回はpublic_htmlに直接公開するつもりですので新たにディレクトリは作成しません。サブドメインやサブディレクトリなどで公開する予定の方は/sub.example.com/などご自分の環境に合わせたディレクトリを作成する必要があります。

今回のディレクトリのパスとURLはそれぞれ
public_html/
http://example.com/
になります。

この公開ディレクトリのパーミッションを705に変更して下さい。

 

MovableTypeファイルのダウンロード

MovableTypeの個人ライセンスのファイルをダウンロードします。ファイルはMovableTypeの日本代理店であるECバイヤーズのこちらのページからダウンロードする事が出来ます。

MovableTypeインストール01

個人ライセンスの利用許諾について読んだら同意してダウンロード画面に進んで下さい。

MovableTypeインストール02

MovableType4 と3 のどちらかを選んでダウンロードします。4の方が高機能ですが、3の方が動作は軽快です。このページではMovableType4を中心に説明して行きます。3をインストールする場合は適宜対応して下さい。

※4と3の詳しい機能の違いの説明はシックス・アパート社のサイトのこちらのページにあります。

 

MovableTypeファイルのアップロード

ダウンロードしたファイルを解凍してMovableTypeフォルダの中のファイルをFTPクライアントソフトを使用して必要なディレクトリを作成しアップロードしていきます。

このページでは/mt/というディレクトリ名で説明します。パスとURLはそれぞれ
public_html/mt/
http://example.com/mt/
になります。

 

それではpublic_html/直下に/mt/というディレクトリをFTPソフトを使用して作成して下さい。

MovableTypeインストール03

xreaの管理画面から入れるファイルマネージャでpublic_htmlを表示しています。

作成した/mt/ディレクトリのパーミッションを705に変更して下さい。

次にこの/mt/ディレクトリに解凍したMovableTypeフォルダの中のファイルを全てアップロードして下さい。

MovableTypeインストール04

public_html/mt/ を表示しています。

アップロードしたファイルの内、拡張子が.cgiのファイルのパーミッションを全て700にして下さい。

データベース(DB)の準備

MovableTypeでは投稿記事やコメントなどほとんどのテキストデータをデータベース(DB)というサーバソフトウェアに格納して利用しますので、インストール前にデータベースを準備する必要があります。

MovableTypeではMySQL・PostgreSQL・SQLiteの各DBソフトウェアを使用する事が出来ますが、このページではSQLiteを中心に説明をしていきます。

※DBサーバに十分なリソースがあり、多くのデータを編集するならばMySQL・PostgreSQLのDBサーバの方が軽快に動作しますが、今回は共有サーバであるxreaにインストールするのでDBアプリケーションであるSQLiteを選択しました。どちらが良いとは一概には言えませんのでご自分の環境・目的に合わせて適宜対応してください。

SQLiteのDB準備は/mt-db/というディレクトリをpublic_htmlより上のroot/ディレクトリに作成してディレクトリのパーミッションを700にするだけです。

MovableTypeインストール05

xreaの管理画面から入れるファイルマネージャでroot/ディレクトリを見るとこんな感じになります。

 

インストールウィザード

ディレクトリの作成・ファイルのアップロード・パーミッションの設定が完了したらWEBブラウザから、MovableTypeのファイルをアップロードしたディレクトリにアクセスします。

今回の設定では以下のURLになります。ご自分の環境に合わせて対応して下さい。
http://example.com/mt/

MovableTypeインストール06

この様な画面が表示されるのでログインを押して下さい。そして表示される画面を確認しながらクリックして読み進めて下さい。途中でエラーが出る場合は設定をもう一度確認して下さい。但しgzipなどがインストールされていない云々は無視して構いません。

MovableTypeインストール07

データベースの設定画面です。SQLiteを選択し、パスは以下の様に入力して下さい。

/virtual/サーバアカウント名/mt-db/mt.db

MovableTypeインストール08

メールの設定画面です。

メール送信プログラムはSendmail、

パスは /usr/sbin/sendmail

メールアドレスはご自分のアドレス

以上を入力してテストメールが受信されたら次へ進んで下さい。

MovableTypeインストール09

構成ファイル(configファイル)の作成が完了しました。なおウィザードを使わずconfigファイルを直接テキストエディタで編集しても構いません。

次へをクリックします。

MovableTypeインストール10

必要事項を記入して次へをクリックして下さい。

MovableTypeインストール11

ブログ名はお好きなように、今回の例では

ブログURLは
http://example.com/

公開パスは
/virtual/サーバアカウント名/public_html/

になります。ご自分の環境に合わせて適宜対応して下さい。

MovableTypeインストール12

インストールが完了しました。

MovableTypeインストール13

MovableTypeの管理画面です。

これでインストールは完了です。お疲れ様でした。

XREA・CORESERVER TIPS