sshとは遠隔地にあるコンピュータと暗号化された通信をするためのプロトコルの事です。UNIXコマンドを使用してサーバなどをコントロールする事ができます。このページではTera Termというsshクライアントソフトを利用してWindows上からxreaのサーバにシェルログインする方法を解説します。
xrea(エクスリア)とはデジロック社が運営する広告付き無料、または広告なし1年払い2400円(200円/month)で利用できる高機能レンタルサーバです。無料・格安サーバでありながら、PerlやPHPなどのCGIからMySQLなどのデータベース、独自ドメイン持込によるサブドメイン対応など破格の高機能で高い評価を得ています。
coreserver (コアサーバー)という、同社の上位サービスもあります。ビジネスで使う場合など、より安定したサイト運営を求める方はxreaではなくこちらを利用した方が良いでしょう。
| XREA | XREA+ (有料版) |
CORE- MINI |
CORE- A |
CORE- B |
|
|---|---|---|---|---|---|
| 初期費用 | なし | なし | 500円 | 1000円 | 2000円 |
| 年額 | なし | 2400円(200円/月) | 2500円 (208円/月) |
5000円 (417円/月) |
9900円 (825円/月) |
| ディスク容量 | 50MB | 3GB | 6GB | 15GB | 60GB |
| 転送量目安/月 | 30GB | 90GB | 100GB | 150GB | 300GB |
許容負荷率 |
不明 | 100% | 125% | 250% | 1000% |
| MySQL/ PostgreSQL |
各1個 | 各5個 | 各10個 | 無制限 | 無制限 |
| マルチドメイン | 10個 | 20個 | 50個 | 無制限 | 無制限 |
| 最大アカウント数 (同居ユーザー数) |
不明 | 不明 | 300以下 | 128以下 | 64以下 |
何よりもまず、他のユーザに迷惑をかけない事が重要です。シェル上から行える作業には一括で多くの作業をこなしてくれる便利なものがありますが、その分サーバに負荷がかかります。そのため負荷が一定以上を超えると自動的に終了されるようにxrea側で設定されていますが、そもそもその様な負荷のかかる作業はすべきではありません。
ですから負荷の大きそうな作業は混雑する時間帯を避けて行うようにしたり、数度に別けて実行する様にして下さい。またxreaで完了しない様な作業をしたいと思ったら、上位サービスであるcoreserverの利用を検討して下さい。もちろんcoreserverでも他のユーザに迷惑をかけない様に配慮して下さい。
また一括で大きな作業ができる利便性があるという事は、一括であなたの所有するファイル全てを消去する事ができる危険性もあるという事です。UNIXコマンドを一回実行したら前の状態に戻す事(アンドゥ)はできませんので十分に注意して下さい。
なおセキュリティ上の観点から、使用できるUNIXコマンドには制限があります。サーバによっては相当の制限がかけられている場合があります(古いサーバなど)。詳しくはxreaのサポート掲示板をお読み下さい。
xreaにシェルログインするためにはxrea側のDBにあなたのPCのホスト情報を登録する必要があります。xreaの管理画面のメニューからホスト情報登録をクリックし、SSH登録のボタンをクリックして下さい。

ホスト情報が反映されるには5~10分ほどかかります。またお使いのPCのIPアドレスが変わった場合や30日経過した場合は再度登録する必要があります。
Tera Term Projectのサイトから最新版のTera Termをダウンロードしてインストールして下さい。

インストールの途中で一緒にインストールするコンポーネントを選択できますが、上記のようにTTSSHだけでOKです。他のコンポーネントはSSHに慣れた後で必要に応じてインストールした方が良いでしょう。

インストールが終了してTera Termを起動すると、上のような小さなウィンドウが開きますのでお使いのxreaサーバのホスト名(FTPのホスト名と同じ)を記入してOKを押して下さい。TCPポートは22、SSHバージョンはSSH2にして下さい。

セキュリティ警告の小さなウィンドウが開きます。問題なければ続行をクリックして下さい。

ユーザー名とパスワードを入力します。こちらもFTPの時と同じでサーバアカウント名とFTPパスワードを入力して下さい。ラジオボタンはプレインテキストを使うを選択してOKを押してください。
パスワードの入力をコピー&ペーストで行う場合はCtrl+Vではなく、右クリック→貼り付けでペーストできます。手動で入力する場合は英文字の大文字と小文字は区別されますので注意して下さい。

無事にログインできました、これでxreaにシェルログインするまでの作業は終了です。お疲れ様でした。
xreaにシェルログインできてもUNIXコマンドが解らなければ何も出来ません。ここではUNIXコマンドと聞いただけで「何だか難しそうだなぁ」と思うあなたに、「意外と簡単だぞ」と思ってもらうための説明をします。具体的なUNIXコマンドの説明はしません、このページを読んで「UNIXコマンドって難しくないぞ」と思ってもらえた後で他の解説サイトをご覧になって下さい。
コマンド(command)を日本語に直すと、「命令」です。
つまりUNIXコマンドとは簡単に言うと、英語の命令文を簡略化したものです。
これだけで納得していただけたら後は読む必要はありません。以下は腑に落ちないという方のためにもう少し説明をさせていただきます。
例えばmvというコマンドは英語の動詞「move」を省略したもので、ファイルなどを移動したりリネームしたりする時に使用します。cdコマンドは「change directory」の頭文字をとったもので、ディレクトリを移動する時に使用します。
この様にごく簡単な英語を基本としてUNIXコマンドは作られています。この事が理解できたら良く使うUNIXコマンドは多くても10~20種類程度ですので簡単に憶えられます。後は必要に応じて実際に使いながら憶えればいいのです。
以上の説明でUNIXコマンドに対する認識が、「コンピュータに詳しい人が使う難しい専門知識」から「中学生程度の英語力があれば誰にでも使える便利なツール」に変わったでしょうか?実際に便利かどうかは使い方次第となるのですが、このページではそこまでの説明は致しません。私の説明で苦手意識を取り去る事ができたら他の解説サイトをよくお読みになり、UNIXコマンドの利便性と危険性を十分に理解した上で使用して下さい。
※xreaでバックアップ作成&リカバリ こちらのページでUNIXコマンドを使用したバックアップの作成法を解説しています。